スペイン語履修にあたっての注意事項

  • 初学者向け(1年生向け)のスペイン語の科目分類は、「基礎スペイン語A」(文法)、「基礎スペイン語B」(会話)の2種類です。いずれも、春学期科目(AI, BI, 各1単位)と秋学期科目(AII, BII, 各1単位)に分かれていますが、春学期科目の単位を取得できていない人は、それに続く秋学期科目を履修することができません。
  • 初学者向けの初修外国語科目を必修としている学類では、初修外国語としてスペイン語を選択した場合、上記の4科目のうちで、「基礎スペイン語AI」「基礎スペイン語AII」「基礎スペイン語BI」の3科目が必修です。「基礎スペイン語BII」は必修ではありませんが、「基礎スペイン語BI」との継続性を持っているので、そのまま継続して履修することを推奨します。
  • 「基礎スペイン語」は、生物・地球・数学・物理・化学・創成の各学類には開講されていません。これらの学類の学生がスペイン語の受講を希望する場合は、他の学類を対象とする授業を受講してください。その場合、「基礎A」を受講する学群・学類と「基礎B」を受講する学群・学類が違っていてもかまいませんし、春学期とは異なる学群・学類の授業を秋学期に受講してもかまいませんが、「基礎A」「基礎B」2種類の科目をできるだけ組み合わせるようにしてください。
  • 2年生以上の学群生や大学院生が「基礎スペイン語」を履修しようとする場合は、所属学類・専攻と無関係に、都合のつく曜時限の「基礎A」と「基礎B」を、自由に組み合わせて受講して下さい。
  • 旧カリキュラムの「スペイン語基礎AI」「スペイン語基礎BI」の受講希望者は、新カリキュラムの「基礎スペイン語AI」「基礎スペイン語BI」をそれぞれ履修してください。授業回数も単位数も2倍になりますが、他に方法がありません。

  • 旧カリキュラムの「スペイン語基礎AII」は新カリキュラムの「基礎スペイン語AII」、旧カリキュラムの「スペイン語基礎BII」は新カリキュラムの「基礎スペイン語BII」をそれぞれ履修することにより単位の読替えが可能です。
  • 「スペイン語基礎AI」「スペイン語基礎AII」「スペイン語基礎BI」の3科目を履修した学生は、「スペイン語圏の言語と文化」および「応用スペイン語」に進むことができます。いずれも学期完結型で、前者はA(文法、春学期), B(会話、秋学期)の2種類があり、後者は「講読(*)A」「会話(*)A」(以上春学期)、「作文(*)B」「会話(*)B」の4種類があります。
  • 2年生向けの初修外国語科目を必修としている学類では、「言語と文化A」が必修です。「言語と文化B」は必修ではありませんが、「言語と文化A」との継続性を持っているので、そのまま継続して履修することを推奨します。
  • 「応用スペイン語」は全学群に向けて開講されており、ネイティブスピーカーの教員によりスペイン語で授業が行われます。科目名末尾の(*)のアラビア数字の番号が毎年変更されて3年で一巡するので、同じ種類の科目を3年続けて繰り返し履修することができます。ただし、毎年開講されるとは限らないので注意してください。
  • 旧カリキュラムの「ヨーロッパ文化圏の言語と文化IIIA」の履修希望者は、新カリキュラムの「スペイン語圏の言語と文化A」を履修してください。授業回数も単位数も2倍になりますが、他に方法がありません。
  • 旧カリキュラムの「ヨーロッパ文化圏の言語と文化IIIBC」は新カリキュラムの「スペイン語圏の言語と文化B」を履修することにより単位の読替えが可能です。
  • 筑波大学では、第二外国語の正式名称は「初修外国語」です。つまり、「大学に入って初めて習う外国語」ということであって、「英語以外の外国語」ではありません。従って、スペイン語を習ったことのある人や、家庭内でスペイン語を使う環境にある人は、スペイン語を「第二外国語=初修外国語」に選んではなりません。必ず、習ったことのない言語を、第二外国語として選んでください。すでにある程度習得しているスペイン語をさらに向上させたい人は(「第二外国語=初修外国語」が必修である学類の人は、スペイン語以外の言語を第二外国語として選んだ上で)、それぞれのレベルに応じて、「スペイン語圏の言語と文化」や「応用スペイン語」を受講してください。